Ciel étoilé は、現在準備中です。

PROLOGUE

私が勝手なお喋りをするページです笑。

知識が少しずつ蓄えられましたが、
まだまだ勉強中の身です。
むしろ知れば知るほど勉強する事が多くなります。
「アンティークに詳しい!」なんて言える日は来る気が致しません。
文献やセラーさんによって色々な解釈があり、どれを取っていいのか迷うことも多々あります。
私が好きなものだけピックをしているので偏りがございますが、知り得たことをざっくり残したくこのページを作成しました。
よろしければご参考になさってください。

間違っていることや疑問点があれば、是非教えていただけますと幸いです。
ここで使用した画像はすべて私のコレクションとなります。二次使用厳禁です。

画像をクリックすると、その商品の販売ページへ飛びます。

Haviland

David Havilandが創業、その息子Theodoreや甥Charles(CH Field,GDA)、そしてまたその子孫…と一族が沢山出てくるメーカー。
一族総出で優美な食器をたくさん送り出したと、とりあえずの理解をしています。

フランスに強く根付いていますが、ルーツはアメリカやイギリスにあります。リンカーンなどに愛され、今でも一部の食器がホワイトハウスに残っているそうです。

よくSchleiger○○のナンバリングをお見かけすると思いますが、そのまま“Schleiger number”と呼ばれています。
ハビランド研究家のAlene schleigerという女性が1930年代後半頃〜ナンバリングをして整理をしたものが採用されています。約4000をカバーしていますが、3万〜6万と言われるアビランドですからほんの一部に過ぎません。
H〇〇とScheigerにはないUnknown Patternとしてナンバリングされているものもございますが、それもまた一部のみ。
未だナンバリングや命名されていないものもあります。
実は「このパターンナンバーは?」とお尋ねされても答えられないものの方が多いのです。

私のコレクションと共に少し紹介させていただきます。
画像をクリックするとそのカテゴリーにとびます。

参考文献 Haviland A Pattern Identification Guideなど

St.Germain

Schleiger330,597,Marieなど。

Theodore Haviland Limogesのバックスタンプが入るラインです。世界的人気を誇るパターンがいっぱい。
外縁がツルンとしているだけで、他はSt.Germainと同じ118Aというのもあります。

Marieはschleiger161に酷似していますが、モチーフは同じでもレイアウトが異なります。MarieにはMarieと刻印があります。

Lamballe

Schleiger597A,1058など。

繊細な花模様だけでも素敵だというのに、リボンのエンボスがロマンチックを更に増し増しにした、個人的にとても大好きなラインです。ボウ部分にゴールドギルドされたパターンの方が実は少ないです。
当時は装飾がないものの方が人気だったとか。
Lamballeの名前は1897年頃のHavilandのカタログに由来しているそうです。

CH Field

schleiger1324,1337など。

どちらも美しいですが繊細で儚げなのがTheodore、対してCharlesはポップで可愛いものが多いと思っています。ゴールドギルドもハートが描れたものもあり遊び心が。Charles複雑なので別途またどこかで。

どのHavilandもなかなかめぐりあえないですが、こちらはより難易度が高い印象です。
現地へ探しへ行きたくとも、次に行けるのはいつになるやら…です。

Victoria Snow Crown

こちらは現行品で、カナダのヨーロピアンペイントスタジオにてチェコの食器にひとつひとつ丁寧に手描きされている食器たちです。心優しいペインターさんのお人柄がそのまま出ています。
皆美人さんですが、全く同じお顔というものはなく、それぞれに個性がございます。
商品はペインターさんと打ち合わせをして私好みに作成していただいたものばかりです。
こちらは取り寄せが可能です。お気軽にお問い合わせくださいませ。

Shelley

WilemanからShelleyと名を変え1966年に閉窯。
シェイプは137種ものデザインがあると言われ、コレクターの為の指南書多数。
特に有名なのが真上から見るとお花の形をしているデインティシェイプでしょう。カップ、ソーサー、ブレッドプレート、ケーキプレート…と重ねて上から覗くと可愛らしいお花が咲きます。
ところで、デインティシェイプのカップには7パターンの大きさがあります。揃える際には要チェックです!